前もってそろえておくべき道具は温度計、ピンセット、霧吹き、プレートヒーター、本です。
ケージやシェルター、餌、床材などはレオパの大きさと好みによって変わってくるので、飼う個体が決まってから購入することをお勧めします。
揃えておくべき理由と、どんなものを買えばいいかを一つずつ説明していきます。
温度計
爬虫類の飼育では温度と湿度を管理することが大切です。
爬虫類は自分で体温の調整ができない変温動物です。
温度の変化によって弱ってしまい、最悪死んでしまうこともあります。
事前に爬虫類を置く場所の温度を把握して、家を空ける間にエアコンを何度に設定すればいいのかを確認しておく必要があります。
温度だけでなくケージ内の湿度も適度に保っておく必要があるので、温度計と湿度計が一緒になっているものをお勧めします。
ケージ内の温度と湿度の目安ですが、温度は25~28度くらいに設定して、プレートヒーターを使い一部だけ30度くらいに設定しておきます。
湿度は昼間は50~60%、夜間は70~80%が目安です。
これの目安を守らなければ死んでしまうという訳ではありませんが、覚えておいてください。
ピンセット
ピンセットは木で作られた爬虫類用のピンセットを使ってください。
100均などで売られている普通の鉄のピンセットを使うと、口をケガしてしまうことがあります。
長さも短いため、警戒して餌を食べてくれないことも考えられます。
木で作られた爬虫類用のピンセットはケガをする可能性が低く、長さも30cmほどあるので警戒もそんなにしません。
レオパを購入する場所にもよりますが、店に置いてないこともあります。
ピンセットは個体の大きさや好みが関係ないので買っておいていいと思います。
霧吹き
先ほども言いましたが、爬虫類は湿度の管理が大切です。
毎日朝と夜に霧吹きで水をかけて湿度の管理をする必要があります。
霧吹きを直接レオパに当てたりすると、驚いて尻尾を自切してしまうことがあるので注意してください。
霧吹きも安いものだと霧が荒く、一部だけ濡れてしまうことが多いです。
私はなるべく全面に吹きかけたいので、少しだけいい霧吹きを使っています。
爬虫類店にはあまり売っているイメージがないので事前に買った方がいいです。
プレートヒーター
レオパは外からの温度で消化を促すので、ケージの中に一部だけ暖かい場所を作っておく必要があります。
プレートヒーターを使ってケージの3分の1くらいを暖かくしておいてください。
冬は絶対にプレートヒーターを設置しておかなければいけません。
夏は設置しなくても何とかなりますが、できるだけ設置することをお勧めします。
ケージの大きさにもよりますが、レオパを飼育するには普通の大きさのプレートヒーター十分です。
結局冬になったら使うので早めに買っておきましょう。
本
事前に知識をつけておいた方が安心してレオパを飼うことができます。
今の時代ネットで調べれば様々な情報が手に入りますが、本を読んだ方がより詳しくレオパについて知ることができます。
レオパ飼育の基本や餌、道具、生態、種類、などが初心者でも分かるように詳しく書かれている本を紹介しておきます。
周りに相談できる人がいない方は飼っておいて損はないと思います。
まとめ
揃えておくべきものは温度計、ピンセット、霧吹き、プレートヒーター、本です。
自分がこれを揃えておけばよかったなって思うものを紹介させていただきました。
この記事がレオパ飼育初心者の方の役に立ってくれれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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