レオパ飼育に必要な道具9選

飼育道具

レオパの飼育に必要なものはケージ、温湿度計、保温器具、底床材、シェルター&水入れ容器、ピンセット、霧吹き、餌&栄養剤、本です。

どのようなものを選べばいいのかを一つずつ説明していきます。

ケージ

選び方としてはレオパが暮らしやすいサイズで脱走ができず、空気がこもらないものを選びます。

爬虫類専用のケージはプレートヒーターを敷きやすい構造になっているためお勧めです。

レオパは夜行性で昼間はシェルターで休んでいますが、夜はけっこう動き回るのである程度の広さが必要です。

ケージの幅はレオパの全長の2倍以上が理想です。

2倍以上の幅がなくてもいいですが、シェルターと水飲み場が設置できるくらいの大きさは確保しておきましょう。

ケージの幅の基準は30~60cmくらいです。

ベイビーから育てる場合はいきなり大きいケージだとストレスがかかってしまうので、最初は普通の虫かごなどで育て、大きくなったらケージを変えるのもいいと思います。

脱走することも考えられるので、高さは大体全長の2倍ほどの高さが理想です。

2倍の高さがあってもシェルターに上って脱走することもあるので、蓋がついているものを選びましょう。

蓋は通気性を確保するためにメッシュタイプのものを利用します。

爬虫類用のケージは蓋がメッシュタイプになっているものが多いので便利です。

魚用の水槽を利用したい場合は通気性を確保するために蓋を変える必要があります。

温湿度計

温湿度計は環境を把握するために絶対に設置してください。

温度計と湿度計が一体になっているものがあるので、好きなものを選んでもらって構わないのですが、あまり安いものを買うと壊れやすかったり、数値が正しくなかったりします。

飼育環境を整えるのが一番大切なので、少し値が張っても信用できるものを買いましょう。

温湿度計はプレートヒーターを設置している位置とシェルター付近の2か所に設置します。

レオパは底床で生活しているためなるべく低い位置に設置してください。

保温器具

ほかの爬虫類で保温球や紫外線ランプ等が使用されますが、レオパには必要ありません。

保温器具はケージの下に敷くタイプのプレートヒーターをお勧めします。

レオパは食べたものを消化するために外からの熱を利用しています。

そのため30度くらいの場所をつくってあげる必要があります。

ケージ全体を温める必要はないので、ケージの大きさに合ったものを選ぶようにしましょう。

底床材

底床材にはキッチンペーパーや新聞、木くず、土などが使われています。

私がおすすめするのはです。

爬虫類用に販売されている土は、誤飲しても消化されやすく消臭効果もあり、掃除もしやすいです。

適度に濡らしておけば湿度を維持するのにも有効です。

また本来レオパは岩の下に穴を掘って生活をしています。

なるべく生息している環境に近くするためにも底床材は土がいいです。

ペーパー類で飼育するとレオパが下にもぐってしまい、プレートヒーターによって低温火傷してしまうことが考えられるのでやめておきましょう。

シェルター&水入れ容器

シェルターはレオパが隠れる場所、体を休める場所として用意しておきましょう。

私がおすすめするのは、上部に水を入れれるウェットシェルターです。

ケージ内の湿度維持にも使えれので便利です。

水入れ容器はレオパの水飲み場として用意しておきます。

頻繁には水を飲みませんが、湿度維持のためにも置いておきましょう。

また容器が深いと溺れる可能性があるので、買う際には浅いものを選ぶようにしましょう。

ピンセット

ピンセットは餌用掃除用の2本用意しておくのがベストです。

餌用は金属は避け木製のものを選ぶようにしましょう。

金属のものを使っていると、顔や口内をけがしてしまう可能性があります。

爬虫類用のピンセットは長さが30cmほどあり、レオパも警戒しないのでお勧めです。

掃除用のピンセットは金属で大丈夫です。

ケージ内の糞を除去するのに使います。

ケージ内に糞を放置していると衛生上よくないのでこまめに掃除しましょう。

また餌用のピンセットで糞を除去するのも衛生上よくないので止めてください。

霧吹き

ケージ内を湿らせるためにも霧吹きは必要です。

レオパは水分補給でケージの壁の水滴をなめることがよくあります。

安い霧吹きでもいいですが、私は水滴がつきやすいように少しいい霧吹きを使用しています。

餌&栄養剤

餌はコオロギ、デュビア、シルクワーム、ジャイアントミルワーム、人工飼料などがあります。

レオパによって好みなどもあるので、飼う前に店員に何を与えているのかを聞いてください。

餌の好みによって食べないことがあるので注意しておきましょう。

昆虫を与える場合には栄養素が足りないので、それを補うために栄養剤を使います。

カルシウムが不足するとクル病の原因にもなります。

昆虫を与える前に栄養剤をまぶすようにしてください。

爬虫類用の人工飼料は栄養バランスが考えられて作られているため、特に栄養剤は必要ありません。

人工飼料にする場合は、生餌じゃないと食べないレオパもいるので確認しておきましょう。

初めて爬虫類を飼育する方には本を買うことをお勧めします。

分からないことや不安なことがあればこの一冊があれば大丈夫だと思います。

飼育方法、サプリの種類、餌のあげ方、ケージのレイアウト、病気についいて等が載っています。

他にもいろんな情報が載ってるので、不安な方はぜひ買ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました